ビジネスフォンを増設しようとしたとき、予算の関係で中古品を選ぶ会社は多いものです。
もちろん新品ビジネスフォンを導入するのに越したことはないですが。
しかし、実際に新品と中古のビジネスフォンを比べたとき、実はそれほど大きな差はありません。
新品はキレイなのは当たり前ですが、基本的な機能面を比べたとき大きな違いはないのです。
そこで今回は、ビジネスフォンの新品と中古の違いの説明と、合わせて数ある中古ビジネスフォンの中で人気があり、おすすめ機種を3台ご紹介いたします。
目次
1、新品・中古ビジネスフォンの違いを簡単解説
まず、ビジネスフォンを新品と中古で比べたとき、先程も説明した通り、機能面で大きな違いはありません。
ビジネスフォンに標準で搭載されている、
- 外線通話
- 内線通話
- 保留
- 転送
- 電話帳機能
- 代表組
などの機能は、新品と中古で差はありません。新品ビジネスフォンには最新の便利機能を搭載していますが、普通に利用する範囲では中古ビジネスフォンの機能でも十分な場合がほとんどです。
ただし、確かに新品ビジネスフォンは最新デザインを採用し、最新機能を搭載しているので仕事のモチベーションも上がり、リース契約も可能なので維持費は軽減されます。
一方の中古ビジネスフォンは、あくまで中古。汚れや破損が気になるポイントですが、基本的に販売業者で製品の選別やしっかりしたクリーニングとメンテナンスを行っているので、新品には劣りますが遜色なく利用できます。
また、中古ビジネスフォンの最大のメリットは、新品ビジネスフォンの価格の1/4~1/5で購入できる安さですよね。
以上のことから、個人の好みや判断が大きい部分ではありますが、最新機能が使いたい、もしくは新しい電話機が使いたいなどの理由がない限り、新品よりも中古ビジネスフォンの購入が、価格面でおすすめです。
2、増設におすすめ!人気中古ビジネスフォン3選
次に、実際にどんな中古ビジネスフォンが良いのか?
前項の補足をすると、中古ビジネスフォンは型落ちの機種になるものの、1つ前や最悪でも2つの前のモデルなので、デザインも最新機種と比べても大きな違いはないといえます。
では、ここからは増設でもおすすめの人気中古ビジネスフォンを3機種ご紹介いたします。
αNX Plus(NTT)
NTT東日本が提供する光IP電話サービス「フレッツ 光ネクスト」、「ひかり電話オフィスタイプ」に対応し、通信コストの削減が可能に!中古市場の中でナンバーワンのシェア率を誇っています。
(NTT東日本より)
電話帳機能では、1件につき4つの電話番号、携帯電話番号が登録でき、大きなガイド表示で検索しやすいのが特徴。さらに、内線番号の
登録までできます。また、標準搭載の「音声メール機能」、「留守電話機能」、「転送機能」が電話対応の効率化にも繋がります。
Agrea HM700Ⅱ(SAXA)
シンプルでスタイリッシュなデザインで、どんなオフィスにも適用できる汎用性に優れた一台。ひかり電話オフィスタイプに対応し、通信コスト削減にも一役買ってくれます。
スマホに専用アプリケーション「Mobile-SX」をインストールすれば、Wi-Fi経由で連携が可能。スマホを内線子機としても利用できます。また、標準で「ビジネス・セーフティ・システム」が搭載され、不審者が侵入した時、電話機のセンサが自動的に作動し、電話機の大音量と電話機のLEDランプで威嚇してくれます。
αGX(Model2)(NTT)
NTT東日本が提供する多機能電話機。もちろん、「ひかり電話オフィスタイプ」にも対応しています。
(NTT東日本より)
スター配線とバス配線のどちらの配線方式に対応したモデルで、S、M、Lと3タイプの主装置が用意されているので、小規模オフィスからコールセンターなど幅広い分野で利用できます。
また、フレッツホームセキュリティ「HS-1000」シリーズとエヌ・ティ・ティテレコン「ディフェンスサポートサービス」との連動が可能。オフィスの侵入者を検知すると携帯電話などへ自動的にメール通知し、オプション契約で警備会社の駆けつけも可能です。
3、まとめ
オフィスにビジネスフォンの増設を検討するとき、多くの企業などで中古ビジネスフォンが導入されています。一見すれば、新品ビジネスフォンの方が綺麗でスタイリッシュといえますが、内部の機能面は新品・中古ビジネスフォンで大きな違いはないのです。
中古といっても現在のモデルの型落ちであり、販売業者でしっかりクリーニング及びメンテナンスが行われているので、新品と遜色なく利用できるのではないでしょうか。
また、機種選びはご紹介した3機種はおすすめですが、まずは価格やデザインとともに機能面も重視して選ぶようにしたいですね。